成長し続ける街の地域交流スペースの運営もIT化されていた!

SMASSO
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〜株式会社泉パークタウンサービス常務執行役員、荒川浩さんインタビュー〜

三菱地所グループが手がける宮城県仙台市泉区の丘陵地帯にあるニュータウン「泉パークタウン」。2021年7月、同タウン内にある地域交流スペースにSMASSOを導入していただきました。

50年を迎え、今なお成長し続けるまちづくりを支える、株式会社泉パークタウンサービス常務執行役員兼第6住区タウンサービス企画室長荒川浩さんに、泉パークタウンのこと、SMASSOの活用案などを伺いました。

約半世紀もの間、住人と共に成長している泉パークタウン

金子安也女(株式会社スペースコネクトスタッフ。以下、金子):まずは泉パークタウンの概要について教えていただけますか?

荒川浩(株式会社泉パークタウンサービス常務執行役員。以下、荒川):泉パークタウンは三菱地所が進めてきた民間開発では日本最大級のニュータウン開発です。1974年から分譲を開始していますから、もうすぐ50年になりますね。総開発面積約1,074ha(約325万坪)の中に、およそ1万世帯2.5万人の方に居住いだいています。泉パークタウンは6つの住区から成り立っていて、タウンの東西の直線距離は約6kmです。

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株式会社泉パークタウンサービス常務執行役員 荒川浩さん
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泉パークタウンホームページ

金子:もうすぐ50年ですか。そんなに長い取り組みとは思いませんでした。

荒川:どうやって地域のコミュニティを活発化させるかということを泉パークタウンの開発が始まった当初から基本理念として持っています。「シビルライセンスへのみち」という我々のバイブルがあるのですが、我々は土地を開発して不動産を作って販売して終わりではなく、住人の皆さん(=シビルライセンス*を持つ人)と一緒に街づくりをしていくのだという思想が込められています。不動産のリフォームや流通促進などもやっています。街を継続していくという視点で立ち回っていく必要があります。

金子:開発当初から考えていたのですね。

荒川:はい。もう50年も経過していますから、当時からタウンマネジメントということをしっかりやっていなかったら今頃は空き家が増えていたと思います。仙台市の空き家率は13%、泉区が7%、泉パークタウンの空き家率1%です。

金子:それってすごいことですよね!

荒川:すごいことです。パークタウンに愛着を持っていただいている方も多く、残念ながら手放すことになってもすぐに新しい方に来ていただけているのはパークタウンにブランドがあると言えるのかなと思います。

コミュニティ活性化を狙う地域交流施設はどんなところ?

金子:SMASSOを設置いただいた地域交流スペースもコミュニティ作りに役立ちますね。施設はどんなところなのでしょうか?

荒川:地域交流スペースには3種類のスペースがあります。①フリースペース、②ビジネスユース向けのレンタルルーム、③キッチンが付いていて町内会の集まりで使いやすいレンタルルームで構成しています。

金子:こちらは既に運用されているのでしょうか?

荒川:①フリースペースは常時オープンなので使えますが、 SMASSO を導入した②・③レンタルスペースは11月から運用を開始する予定です。①フリースペースはテレワークやお年寄りの方たちの集う場、子供たちの自主学習の場として使われているようです。②・③レンタルルームも運用を開始すれば、徐々に使われていくだろうなという感じはしています。

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住人の方が自由に使えるフリースペース。Wi-Fiもあるのでテレワークにも使える。

町内会の特定の人に頼らないレンタルスペース運営術

金子:レンタルルームの中を見せていいただけますか?

荒川:もちろんです。SMASSOとスマートロックが連動していますので、パソコンから操作して解錠します。

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レンタルスペースのドアはSMASSOとスマートロックを連携している

金子:スマートロックとも連携させているのですね。

荒川:そうです。現在開発をしている第6住区に建設を予定しているセンターハウスでの実証も兼ねSMASSOとスマートロックをこの施設に導入しましたが、一般的に地域の集会施設は近所の方に鍵の管理をお願いしているので、それって頼まれた側からすると鬱陶しいですよね。借りる側も鍵を取りに行くのに気を使いますよね。

金子:そうですよね…。物理的な鍵を共有するのは管理が面倒ですよね。

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ビジネスユースのレンタルスペースの様子
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SMASSOが壁に埋め込まれている
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裏側の様子
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町内会の集まりをイメージしたレンタルスペースの様子。こちらも入り口付近にSMASSOが埋め込まれている。

荒川:それから、この施設は大手のマッチングサイトでレンタルスペースの予約を受け付ける予定なのですが、住人の方だけが見られるサイトで予約を受け付けできるようにしたいと思っています。このレンタルルームは地域外の方も利用できますが、町内会の集会施設などはビジネスとして成り立たせたいわけでは無いので、一般の方に公開にする必要はありません。住民の方だけが見られれば十分なんです。今後の展開としては、既存施設への導入を地域の方に提案していくことも視野に入れています。

金子:確かにそうですね。住人の方に優先して使っていただくためにも、特定の方だけに公開できるようできた方がいいですね。

荒川:それから、レンタルルームの外側の壁にi-padを設置して、予約状況をリアルタイムで確認できるよう検討しています。SMASOOと連携して表示できる仕組みがあればありがたいですね。 金子:SMASSOはGoogleカレンダーと連携しているので、カレンダーを画面に表示しておけばリアルタイムの状況が見えます。予約を参照するだけならモニターを設置すればすぐにできます。

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部屋の入り口にiPadを取り付けてその場で予約状況を確認できるアイディアもある

荒川:更に、当社は賃貸不動産管理も行っており、空家を管理にはSMASSO 1台で複数の空調や照明を制御することができるといいですね。

金子:(フリースペースに検証用と思われるデバイスがある)他にも色々と先進的な取組が進んでいるようですね。今日いただいたリクエストも含め、進化し続ける泉パークタウンの取り組みに貢献できるよう、我々も進化していきたいと思いました。今日はありがとうございました。

(インタビュー完)

SMASSOの無人レンタルスペース運用方法

■SMASSO®とRemoteLOCK 連携によるレンタルスペース運⽤
SMASSO®はレンタルスペース向けの空間無⼈化ソリューションで、快適な空間構築と管理の省⼒化・省エネを実現するIoT端末機器です。利⽤者がInstabaseやRESERVA Reservationなどの予約システムから予約・決済を完了すると、予約時間の間だけ有効な⼊室⽤の暗証番号がメールで送付されます。予約時間になったら、利⽤者はレンタルスペースのドアに取り付けられたRemoteLOCKに暗証番号を⼊⼒し、⼊室できるようになります。利⽤開始時間、および終了5分前に室内に設置されたSMASSO®からお知らせが⾳声でアナウンスされ、次の予約までの空き時間が表⽰されます。この際、延⻑利⽤したい場合にはSMASSO®で⼿続きするだけで、追加の料⾦⽀払いからドアの暗証番号の更新まで完了します。終了時間になるとSMASSO®の機能で⾃動的に消灯され、ドアの暗証番号も無効になります。

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SMASSO®とRemoteLOCK連携によるレンタルスペース運⽤イメージ

スペースコネクトおよび構造計画研究所では、今後もより⼀層連携を深め、IoTでレンタルスペースのオーナーと利⽤者の双⽅に、安全安⼼と快適性を提供してまいります。

■シンプルなインターフェースでスマホともつながる空間無⼈化ソリューション
空間無⼈化ソリューションは表⽰と⾳声による利⽤時間の⾒える化、騒⾳検知と警告、タイムキーパー、利⽤時間外の施設内照明制御などの機能があり、延⻑利⽤時の課⾦機能も有するIoT端末機器です。SMASSO®を施設に設置することで、退出を促す案内は激減し 、管理スタッフが出動することなくスムーズな利⽤、⼊退室、節度ある利⽤をお客様に守っていただける環境を構築できます。
利⽤者は、SMASSO本体に表⽰されるQRコードをスマートフォンで読み込む事で、SMASSO本体に⾮接触で操作が可能です。

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<シンプルなインターフェイスで、操作も簡単なSMASSO®>
https://smasso.jp/

■世界で70,000台以上の導⼊実績。Wi-Fi 型スマートロック「RemoteLOCK」
RemoteLOCKは、株式会社構造計画研究所が提供するビジネス向けのスマートロック製品です。全世界累計70,000台の販売実績を誇り、クラウドシステムで予約客毎に異なる有効期限つき暗証番号キーを管理・発⾏することができます。さまざまな予約サービスと連動して暗証番号キーの⾃動発⾏・通知を⾏うことで、施設のカギの受け渡しの⼿間や窓⼝業務の煩雑さを低減できるアクセスコントロールのオープンプラットフォームです。

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